15.2.10

成長する組織が立ち向かう壁をどう突破するか

 「成長しようとしているのに、壁があるんですよ」

 とてもモチベーションの高い社長と、お話していたときでした。

 「壁って何でしょうね?」

 「経済環境の不透明さが増すなかで、中堅中小企業が持続的に
 成長していくには――。企業が成長を続けるには,これまで以
 上に経営体質の強化が求められる。
 それは、“速さ”と“共有”で、これからの中堅中小企業経営
 は突破しなくてはならない。それは、分かってるんですよ」

 と、社長は仰るのです。

 「で、御社の壁って何ですか?」

 「・・組織の拡大に伴う部門の巨大化や、部門ごとの個別最適
 な情報システムを取り入れ続けています。ところが、上手く機
 能しないのです。
 そういったシステムや仕組みは残骸もふくめて山積みでして・・。
 むしろ、企業内の“壁”となってきている気さえしています。
 これらの壁は、成長を継続するうえで大きなネックにならない
 だろうか・・」

 最近のご相談で多いのは、システムや仕組みを取り入れても、
 上手く機能しない、というお話です。

 こういった場合、組織が機能しない=社員が機能していない
 ということだと、まず疑います。なので、まずは社内見学を
 させて頂くことからはじめます。

 企業成長は、大きく5つの段階に分けられます。
 1)創業準備期、2)創業スタートアップ期、3)急成長期、
 4)経営革新期、第2創業期・・。

 企業が成長して、時期が変われば、個人も組織も求められる
 自覚やスキルが変わります。その辺が整ってない場合は、ま
 ず何が必要かを知ることです。それから、課題克服の為の対
 策に入ると良いでしょう。

 くだんの社員さんたちは、システムを使いこなすだけの当事
 者意識や責任感が欠如していました。

 今、少しずつ、過去のシステムは機能しはじめています。

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